よはくのらくがき

2005年から社会人、2016年からフリーランス。時折会社員へと往復したり、色々働くを実験・実践中。気づいたこと考えたことをまとめていきます。

コーチ探しの旅 後編

ふとしたきっかけでコーチ探しをして(旅と呼んでいました)、

その旅が終わったので、後編を綴ります。

前編はこちら

※後編ということで、結論だけ書くとすぐに終わっちゃうので、

 このポストの前半には体験談を、後半には今回の一連の体験からの教訓を書きます。

※「コーチじゃない人が考えるコーチの選び方」を整理して発信したいと思っているので、

 それはそれで別途書きます。本ポストには含みません。

 

【目次】

1)旅の終わりが見えてきた(もう良いかなに至った2つの感情)

2)どうやって決めたか?

3)コーチ探しから学んだ教訓(やや抽象度を上げた考察)

※読んで頂く方に何らかの役立つ要素があるとしたら3ですので、3に進んでいただいても良いかもしれません。ただ3から書くと構成としては成り立たないので1から書いてます。

 

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1)旅の終わりが見えてきた(もう良いかなに至った2つの感情)

当初は複数名の方にお会いしようと決め、お会いし始めてから、なんとなくで30名を目安に色々な方とお会いしよう、と決めました。

オープンにSNSに投稿しつつ、何名かの方に個別で相談したりしながら、20名に差し掛かった頃に、「もう良いかな」と思い、

その時に会うと決めていた、調整を進めていた方とお会いし、「旅」を終えることにしました。

2つの感情がありました。

 

1−1)コーチ探しに「飽き」が芽生えてきた

誤解のないように冒頭で言い訳っぽく書きますが、お会いしたコーチの方ではなく私の問題として、このプロセスに「飽き」という感情が芽生えてきました。

何事も飽き性な私は、だいたいどんなことにも「差分」や「新鮮さ」を求めて活動しているのですが、「もう良いかな」と思い始めたタイミングでは、「差分」を感じづらくなってきたのです。

繰り返し書きますが、後半でお会いしたコーチの方が悪い、という話ではないし、もしかしたらベストな出会いはまだかもしれないし、次がベターかもしれない、ということはあるかもしれません。

ただ、私の中に「情報のストック」が溜まってきて、「以前お会いした●●さんに近いな」「これまでにもお聞きしたスタイルだな」と感じる割合が徐々に増えてきたのです。

ということで、1つめは飽きの感情です。

 

1−2)次なる関心が芽生えてきた

もう一つは、これは今回の取り組みが「コーチの方とたくさんお会いする」ことだったから、だと思うのですが、

何を目指してるか、やりたいことは何か、今フォーカスしていることは何か、、などなど、たくさんの方に良質な問いかけをして頂いたことによって、

(後述しますが、今回の取り組みで一番困ったし困らせてしまったのが、手段を目的にしてスタートした、という経緯でした)

「次なる関心・やりたいこと」が芽生えてきました。

(脱線しすぎるのでここでは内容には触れません)

 

ということで、「コーチ探しの旅」は収束に向かうことにしました。

 

2)どうやって決めたか?

今回、「実績」「タイミング」「フィーリング」の3つの視点で決めました。

2−1)実績

元々そこまで知見のない領域(にわか知識しかない)で、かつある程度成熟した業界(と呼べば良いのでしょうか)だったので、経験値(コーチとしてのキャリアの長さや、認定されている実績)をある程度重視しました。

私がゆくゆく何名かの方にお願いしたい、その最初の方という立ち位置、という要素が影響しています。

(もし数年にわたって1名の方にお願いする、という前提だったら、違った選択をしたかもしれません)

 

2−2)タイミング

次にタイミングです。「今、お願いするのがベスト」と思えたことも要因としてありました。

お会いする方の中には、(もしかしたらただの断り文句かもしれませんが)今じゃない方が良いと思います、と仰られた方もいらっしゃいました。

このタイミングだから、ということも、今回決めた要素として大きかったです。

(タイミング的なご縁は実はいくつかあったので、最後は勢いですが)

 

2−3)フィーリング

最後にフィーリング。説明は割愛しますが、私はモノゴトを決める時だいたいフィーリングです(そして後付けでロジックを組み立てることが多い)

 

3)コーチ探しから学んだ教訓(やや抽象度を高めた考察)

この旅からいくつかの教訓を得たので、やや抽象度を高めた考察として記述します。

(今後同じようなことをされる方に少しでもお役に立てたい、という想いと、自身の整理の半々で書きます)

 

3−1)好奇心と行動の両輪を回す

何かを探す、見つける活動をする際に、考えてるだけでも動いてるだけでもダメで、

良いバランスで交互にやると良い、みたいなことはよく言われると思いますが、

しっくりくる表現として、「好奇心」と「行動」が両輪で回る状態なのかな、と思いました。

あふれる好奇心が行動に繋がり、行動し、気づくことが好奇心に繋がる。

(言い換えると、好奇心に繋がらない行動が多いな、、と思ったら、行動を見直す、というのが大事な気がしました。そのまま行動し続けても疲れちゃうので)

 

3−2)「少し多い」と感じる行動量の設定

そして行動量の設定は、「少し多い」くらいが丁度良い塩梅な気がします。

(私にとっては)

大量行動が大事!やりきれない行動目標を立てる!みたいな方法論もありますし、それがマッチする方もたくさんいらっしゃると思うんですが、見てうんざりしちゃう、スケジュールびっちりすぎると疲れちゃう、みたいにならない行動量を心がけるのは、ポイントだなーと思います。

(今回のケースで言うと、100人に会うってしてたら途中から作業になっちゃったり、好奇心が削がれたりしたような気がします。30は丁度よい設定だった)

 

3−3)「偶発的出会い」は大事

今回良かったこととして、「公開で発信した」ことはとても大きかったと思います。

ご縁を頂いた皆様、本当にありがとうございました。

波長がとても合う方、そうでない方はいらっしゃいましたが(お時間頂いてしまいすみません、の方も)、

この数ヶ月で世界が広がった感が強いです。

 

3−4)手段をあえて目的に持ってくる

最後にここ。

本来(というべきか?)目的が先に、手段は目的に応じるのが、あるべき手順であり、効果的だと思います。

一方で今回は、結果的にではあるんですが、手段「コーチをお願いする」から入り、

その中で、「なぜコーチをお願いしたいんだっけ?」「何をテーマにしよう?」を考える機会をたくさんいただきました。

結果として、目的が研がれた(コーチのテーマ、というだけではなく、広く生き方みたいなレベルでも研がれた感があります)ことは、得られたこととしてとても大きかったです。

 

書いていて、それぞれの項目にダブりはあるな、と思いましたが、しっくりくる表現になってるので気にせず書き切りました。

 

ということで、コーチ探しの旅、後編のまとめでした!

 

ご紹介いただいた皆様、お時間を取って頂いた皆様、ここまでお読み頂いた皆様、

本当にありがとうございました!

 

次回「コーチじゃない人が考えるコーチの探し方」ということで、3ヶ月前の自分に向けた実践的アドバイス集をまとめようと思います。