よはくのらくがき

2005年から社会人、2016年からフリーランス。時折会社員へと往復したり、色々働くを実験・実践中。気づいたこと考えたことをまとめていきます。

目標設定100本ノックをやって気づいた、極意的なこと

こんにちは。

気がつけば数ヶ月ぶりのブログ。書くたびに「もうちょっと頻度あげよう」と思います。中々上がらないけど。

 

今週、「目標設定終わらないと帰れま10」っていう名前はどこかで聞いたような取り組みをとある会社でやることになって、

ひたすら目標設定の壁打ちをし続けて、仕上がるまで帰れない(他でもない僕が最後まで帰れない)って座組みだったんですが、

(実際は、21時くらいには終わりました)

そこでの気づきを棚卸したくなって、久しぶりに重い筆を持ち上げてみました。

(自分の中で、視点が結構アップデートされた感覚があって、共有してみたくて)

 

主に気づいたのは、

1)目標設定というプロセス/ワークそのものについて

2)出来上がった目標について(良い目標とは?的な)

の2つの切り口。それぞれ掘り下げていきます。

 

1)目標設定というプロセス/ワークそのものについて

まず、こちらから。

目標設定のワークが良い感じな時って、

「楽しくて」「創造的/発展的で」「解像度が上がって」「つながりを感じる」

なーと思いました。

(他にもあるかもだけど)

 

「楽しくて」

まずはこれ。これが最初にあるのが圧倒的に大事。

もちろん、コンフォートゾーンから出る、とか、チャレンジングな、とか、成長につながる、とか、あるんだけど、

その前に、「これ、できたら良いよね!すごいよね!」というワクワク感がプロセスそのものから滲み出てるかどうか。

「やらなきゃ、、、」という目標も、もちろんあるかもしれないけど、

だとしても、その中にいかに楽しみを見出せるか?ゲーム的な要素を作れるか?

みたいなことを、徹底的に考えてみる。工夫してみる。

プロセスを楽しむのが、何より大事だと気づきました。

 

「創造的/発展的で」

次にこれ。楽しいに付随するんだけど、目標を立てるプロセスって、創造的であり、発展的なものになりますね。

目標達成と評価が紐づいていたり、必達!みたいな大人の事情がある場合は、

「裏ゴール」的に作れば良いと思うんですが、

とにかく、ちょっと発散して、いつもより想像力を働かせにいく。

「できる方法」をあの手この手で考える。

それが楽しさにもつながるし、普段考えない視点やアイデアを生み出すことにつながったりします。

(なので、誰かと壁打ちするのってとても効果的だと思いました)

 

「解像度が上がって」

次は解像度。

目標を考えるってことは、これから取り組むことを具体的に考えるってこと。

ゴールイメージって言い方をしたり(ビジュアルな感じ)もしますが、

「イメージを鮮明にしていく」プロセスなんですよね。

道筋もセットで考えて、「この道を進めばいけそうかな?」「あれ、ここイメージ湧いてなかった!」みたいな発見の連続。

こんな体験が積み上がっていたら、目標設定のプロセスはうまくいっているなーと思います。

 

「つながりを感じる」

最後にこれ。今回特に新しい発見はここでした。

完全に一人で、という場合はわからないけど、会社や組織、チームで目標を立てる、

チームの目標を個人に落とす・接続する時って、

「チームメイトが何をしているか」とか、

「チームの中での自分の役割」を理解していないと、しっくりこないんですよね。

なので、プロセスを通じて、「ここの解像度低いな」「上司の人は何を期待してるんだろな」みたいなはてなマークが見つかったら、確認しにいって、ブラッシュアップする。

このプロセスを積み重ねていくので、自然と、つながりを感じるプロセスになっていくなー、ということに気づきました。

 

以上を押さえると、めちゃくちゃ疲れる(脳がぎゅーっとなる)んだけど、

めちゃくちゃ楽しい!という整理をしました。

 

2)出来上がった目標について(良い目標とは?的な)

次に、そんなプロセスを経て出来上がった目標について。

「ついつい達成したくなる」「見返したくなる/エネルギーをもらえる」「アップデートしたくなる」

ものになっていたら、「良い目標!」なんだな、という気づきの整理をしました。

 

「ついつい達成したくなる」

だいたい連なってるんですが、ついつい達成したくなる目標。これが良い目標です。

逆に言えば、「ついつい達成したくなる」までは、立てる時点でアップデートした方が良いです。

 

「見返したくなる/エネルギーをもらえる」

1つめとほとんど同じことを言ってるんですが、割ともったいないシーンを目にすることも多くて。

会社とかで、期初に年とか半期とかに1回目標を立てて、次に見るのは期末!みたいなシーン、結構あります。めちゃくちゃ勿体無い。

困難な目標を立てた時ほど、ギャップの大きさに気持ちが折れそうになったりします。

誤解を恐れず言うと、そうなったら取り替えた方が良い場合が案外多いです。

(個人差あります。「コミットの鬼」みたいなタイプの方は全然そのままで良いですし、安易に下げすぎるのもよくないです。さじ加減大事)

「見るのも嫌」になっちゃうのが一番ダメ。せっかく時間と労力をかけて作ったものは、定期的に見直しましょう。

で、その見直すタイミングで、「エネルギーがもらえる」か。「エネルギーを奪われる」か。前者の方が良いに決まってます。

(「なにくそ」という気持ちが湧くのはある種のエネルギーなのでOK。ただし繰り返しますが、感じ方には個人差があります)

 

「アップデートしたくなる」

最後にこれ。

公式な制度とかの場合、これをどう扱うかは難しいかもしれませんが、良い目標!ということだけを純粋に考えると、定期的にアップデートしたくなるもの。

半年とか、1年とか、決められた期間が適切かどうかなんてわからない。

(というか、多くの場合適切じゃなかったりする)

とすると、見返して、「しっくりきてないなー」と思ったら、マイナーチェンジを検討するのがおすすめ。

「前倒しで到達して、上方修正」を繰り返せたら、それはベストだしすごいと思います。

一方でそんなにうまくいかないこと(ちょっと理想が高すぎた)だったり、それだけじゃなくて、「そもそも向かう方向がちょっとずれてた」みたいな場合もあります。

(90度違う!とかだとわかりやすいけど、実際には、10〜15度のズレ、みたいな場合が

割と多い感覚です)

その「ちょっとしたズレ」が見つかった時に、きちんとチューニングして、「しっくりくる」状態をメンテナンスするのも、めちゃくちゃ大事だと思います。

(船や飛行機に乗ってたとして、目的地への方角が狂ってたら、修正するイメージ。修正しないとあさっての方向行っちゃいますよね)

 

今回の気づきは以上です!

来週も記事を書けたらいいなーと思いつつ、それを目標にするのにはあんまりワクワクしないから、「書きたくなる体験をする!」くらいの目標を自分に立ててみることにします!

結果が出るのがいつかは、その時のお楽しみ。