こんにちは。
継続は力なりって思い(いつも思っている)、先週に引き続いてエントリを書いてみます。
(社会に対して週報を送ってみよう、という気持ちではあります。続くかはわからない)
先週は、新たなコミュニティ?の立ち上がりの機会に1つ、同窓会含めて、久しぶりの人たちに会う機会に2つ、参加する機会がありました。
いずれも、おかげさまでとても心地よい場だったのですが、何が良かったのか?を振り返ってみました。その観点から見た時に、「組織やコミュニティを作る/入る・属する」上で、こんな要素を満たしていると良いな、という気づきとしてまとめます。
【目次】
■よかった同窓会での話の割合
■大事なのは「共通」と「差分」の両立
■「共通」に含まれるもの
■「差分」に含まれるもの
■おまけ:「これから入る環境/作る組織に活かす」という視点で総括する
==
■よかった同窓会での話の割合
一定期間を共に過ごした人と久しぶりの再会をする時、
①共有した期間の昔話
②最後に会ってから今日までの近況報告
③今〜未来につながる話
のカテゴリーに、している話は区分できます。
(時事社会のことや雑談は、時系列でそれぞれ②③に含めます)
「同窓会が良い場であった」際、②または③の話の割合が多くなり、
かつ、その話の質が良かったな、というのが今回の気づきの一つです。
①も、共に過ごした期間が長い仲間であればあるほど、話題は尽きず、
共通の知人も多くなると、「話せる内容」としては多くなるかもしれません。
でも、①の昔話は、かつて読んだ小説の読み直しのように、
盛り上がることはあっても、そこから得られる発見の量は少ないように思います。
仮に再度、数年後に同じメンバーで会ったとしても、おそらく同じような話題になるところです。
(当時の思い出に対する解釈が変わることはありますが)
■大事なのは「共通」と「差分」の両立
良質な近況の話や、未来に向けての話が行えるにあたって、
ポイントになってくるのが「共通」と「差分」の両立だと考えました。
(共通と差分がそれぞれ何かは後述します)
久々の再会に限らずなのかもしれませんが、
「共感・同感できる要素」があって、同じ視野や視座を共有できることは、学びや楽しさの多い場を形成する上でとても重要で、
その一方で、共通要素だけだと、新たな発見や気づき・化学反応は起きづらい。
両者がバランスよく積み重なっている間柄だと、話が盛り上がり、そこから得られる気づきが大きいように思います。
■「共通」に含まれるもの
より実りのある場を形作る上で、共通で持っていると良いものは、例えば以下がある。
(それぞれ独立ではなく、相互に作用しあう)
・原体験
まずは良質な原体験を共にしているか、だろう。
机を並べて同じ学びをしたり、同じ目標に共に向かっていたり、
共に逆境に立ち向かっていたり。
同じ時に同じことに対峙した「感覚」が共有できていると、
前提認識が揃いやすく、前提認識が揃った上で、「それぞれの視点」や、
その後のお互いから学べることが多くなる。
・価値観
これは必ずしも久しぶりでなくても当てはまるかもしれないが、
ある程度、価値観が共有化されていることで、語る目線の土台が揃う。
・共通点(共通の友人や、ドメイン)
2名なら両者、複数名ならその場にいる全員の「共通点」の内容や質によって、
後述の「差分」の味わい方、味わえ方が異なってくる。
■「差分」に含まれるもの
共通の目線がある上で、実りある再会の場が実現する時、「差分」や「違い」を味わうことになります。では、その差分や違いを構成するものは何か?
・異なる体験
歩む方向を違えて以降、互いがどのような体験をしたかの差となります。
(違った経験を、ある程度共通の物差しを元に語ることができることに価値が出てくる)
・成長や変化
異なる体験とも通ずるが、体験や経験からどんな成長をし、どんな変化をしたか。
久しぶりに会話をした時に、「それぞれ別の場所で、大きく」成長している、その成長や変化の付け合わせをすることが味わいにつながります。
■おまけ:「これから入る環境/作る組織に活かす」という視点で総括する
今回の気づきを未来に向けて活かしていく、という視点で総括をします。
まず身を置く環境を選ぶ、という視点(転職や、コミュニティ・学びの場に入る)では、その環境に入って、仮に別の道を進むことになった場合に、数年後に再会したいか?再会して話したら、実りある場になることがイメージできるか?を考えてみて、
良いイメージが持てたなら、環境として適していると言えると思います。
(入る前からアルムナイを考えておくイメージです。企業はさておき、これからの学校や学びの場選びは、かなり当てはまってくるんじゃないかと思います)
次に、作る組織に活かす(主に、新たに人を採用する、一緒に仕事をし始める)、という視点です。
新たに人を採用する時など、その人がもし辞めて、半年だったり1年後に再び会うとしたら、その再会が楽しみになる(思い出話だけでなく、その後の成長や差分を楽しめる関係になりそうか?)か、という視点で、
感覚的にでも、また会いたい、会うことで学びや楽しみがありそう、と思えるかどうかが、大事になると思います。
なんだかうまく言語化しきれなかった感はありますが、、今日はここまで!