よはくのらくがき

2005年から社会人、2016年からフリーランス。時折会社員へと往復したり、色々働くを実験・実践中。気づいたこと考えたことをまとめていきます。

議員の資質を考えてみる

こんばんは。久しぶりのブログです。

ちょっとまとめて書きたいこともあるんですが、それは次回以降として、

今回は表題の内容、気になって調べたり考えたりしてみました。

(ちなみに今週末、東京都議会議員選挙があるのです)

 

これまで良さそうな人を探して投票する、という行動を「なんとなく」やっていたなぁと思い立って、

改めて、以下の観点で整理して、考えてみました。

(と同時に、今までこの辺考えてなかったことを反省)

 

①議員や議会の役割って?

②役割をこなす上で必要な資質は?

③資質はどうやって読み解くのが良さそうだろう?

 

なお今回のインプットは、「都議会議員 仕事」で検索して出てきた、

10〜15のサイトを眺めています。

(内訳は、東京都の公式が5つほど、新聞系のサイトが2つ、おそらく(元)議員の方のページが3つ、情報サイトが2つです)

あくまで私なりの整理・理解ですので、もし相違点等があればやさしくご指摘いただいたり、

ご自身で調べてみたりしてください。

 

①議員や議会の役割って?

「お金の使い方を決める」ことと、「法律や条例をつくる」ことがあり、

これらを行う上で必要な情報を集めたり、市民の意見を聞いたりすることが、

主な仕事のようです。

 

予算については、「知事」と「議会」が並び立つ構造になっていて、

知事(草案は公務員なのかな?)が示した予算案を精査し、

「行政としてのお金の使い方」を議論し、決定しているようです。

 

また、法律や条例(あえて抽象度を上げてふわっと書いています)をつくる過程では、

予算と同じく知事側が出すこともあれば、議員から出すことや、

市民から上がってくることもあるようです。

 

②役割をこなす上で必要な資質は?

ここまでは前提でしたが、じゃあこれらの役割行う上で、

どんな資質が必要なんだっけ?ということを考えていきます。

 

・草案が妥当か、合理的/多面的に判断する力

 →適切につっこみ、修正を促す力も必要そう

・市民の意見を広く吸い上げる/理解する力

・意見を反映しているよ、ということを伝える、発信する力

・専門家を正しく見つけ、情報を収集する力

 

おそらくこの辺が必要になってくる、この辺の能力が高い人が、

多く議員にいると良いのだろうな、と思います。

 

なお個人的には、

過度なアピール上手ばかりが集まっても議論の質は上がらなそうだと思うので、

発信する力よりも適切な目利きの方が大事にされていると良いな、と思います。

 

③資質はどうやって読み解くのが良さそうだろう?

で、ここからは「投票行動をどうとるか」なのですが、主な情報源は、

政見放送

選挙公報

・街頭演説

が受動的な情報としてあり、

・ネットその他の文章を検索したり、調べる

ことが能動的な情報収集として思い浮かびます(これも抜け漏れあるかも)

 

とすると、これらの受動的な情報発信が「適切か」「わかりやすいか」「共感できるか」、及び、

「能動的な情報収集元」が整っているか、を見ていくと、

より適切(だと思える)投票行動を取ることができそうです。

(能動的に情報収集をする、よりも受動的な情報にうまく整理できてると良いなと思います)

 

また、企業での採用だと、エキスパートほど「経験者」を採用することを考えると、

「議員経験者」が一定割合いることは、議会が運営される上では重要なんだと思います。

(あくまで割合、なので、一定数は新規の人がいた方が良い、とも思います)

また、経験者については、「実績」を見ることができる(はず)ので、

実績が示されているか、示された実績が期待値に届いているか、を

判断すれば良いはずです。

(逆に言えば、現職者/経験者なのに実績をアピールしてない/できない人、

 あるいは反省や振り返りをしている(PDCAが回っている)人の方が、

 期待値が高いように思われます)

未経験者の場合は、「ポテンシャル」がありそうかを、読み解いていく形になります。

 

・・・今までこの辺をあまり考えられてなかったという反省を踏まえつつ、今週末の選挙からは自分なりの視点を整理して、投票に臨めたらと思います。