よはくのらくがき

2005年から社会人、2016年からフリーランス。時折会社員へと往復したり、色々働くを実験・実践中。気づいたこと考えたことをまとめていきます。

真理(原則)と常識を考える

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
 
昨年スタートしたブログ、毎週書いて息切れしてしまったので、
今年は「月1本以上」を目処に、書きたいペースで書きたいことを、
書いていく予定です。
 
今年もよろしくお願いします。
 
さて、本題に入っていきます。
 
2020年は、「節目」の年度になりそうです。
オリンピック・パラリンピックが東京で開かれることから、
様々な産業がここにピークを置いています。
 
それによって、「当日」への期待と、「祭りのあと」への不安が、
それぞれ生じているように思います。
(今年はとても盛り上がると思います)
 
また、時代とともに、変化のスピードは早まってきています。
地球単位で物事を捉える機会も増えてきました。
それによって、世代や、地域(国家)間における「常識」のギャップを感じる機会も、
これまでになく増えてきたように思います。
 
そんなタイミングで、
時を問わず大切なもの(真理や原則、以下真理と書きます)と、
時とともに移ろいゆくもの(常識や流行、以下常識と書きます)を、
 
テーマに置いて考える一年にしたいな、と思い、
今年のテーマとして置かせていただきました。
(新年1度目のブログは、このテーマそのものを扱ってみます)
 

真理/常識を4象限で区切ってみる

世の中には、真理と真理じゃないものがあります。
また、その時代や環境に合わせた「常識」や「慣習」も存在します。
「常識」は、時に都合よく(往々にして力の強い者によって)、
真理と呼ばれ、扱われがちです。
(個人的には、こことてもモヤモヤしています)
 
「真理」と「常識」で2×2の4象限に区切って、
一つひとつの事象や考え方が、どの象限に当てはまるのかを、
しっかりと、深く考えていくことが大事だと考えます。
(この記事で最も伝えたいのはこの部分です)
 

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真理と常識を4象限に区切って考える
※①〜④の名付け方はあまりしっくりきていません。
 
①大切にしたい本質(真理かつ常識)
普遍的な真理、かつ、現代でも常識とされていることです。
時代の流れ等の要因で、失われてしまうこともありますので、
失わないよう、大切に扱い、伝承せねばならない考え方です。
 
②移ろいゆく常識
時代に適合した常識のうち、真理ではない部分です。
意図的に、または意図せずに、原則とされることがあります。
また、目の前の問題を解決する、変化を起こすことを考える上での、
足枷になることの多くはここに存在します。
 
③まだ見ぬ真理
真理、本質的なことだけど、常識としては扱われない事象です。
不都合な真実」はここに当てはまります。
まだまだ見つかっていない真理は多くあるんだろうな、と想像します。
(そんなに多くないかもしれないけど)
 
④移ろいゆく非常識
この領域は、真理ではなく、今はまだ常識でもないため、
世には出てきづらいですが、誰かが意図として常識・流行にすることもある領域です。
新しいコンセプトが出てきた時に、
(ちなみに、真理でないものが悪い、というわけではないです。
 時代に応じて便利な考え方もあると思いますので)
 
真理を追求し、常識を疑う
今は、真理が求められている時代だと思います。
一方で、これまでと比べると流れが早い時代でもあります。
(後世の人が流れの早さをどう捉えるか、は未知数です)
 
一つひとつの事象や世の中を考える時に、
上図の②を(多くの抵抗があるが)変化させ、③を見つけていくことを、
是非、考えてみて頂けたらなと思います。
(私は、今年のテーマとして考えていきます)