色々な会社で働かせて頂く中で、「目標」の捉え方や扱い方について、
会社や個人でけっこうなバラつきがあるのを感じる。
色んな会社で色んな目標に出会ってきたけど、目標を立てる目的については、
概ね以下の3つに集約される気がしてきた。
(そして、この3つの目的について考えられている目標は、よく機能している気がする)
1.パフォーマンスを最大にするため
2.仕事を面白くするため
3.チームをチームとして機能させるため
1.パフォーマンスを最大にするため
目標を立てたら、現在地からどうやってその目標地点にいこうか、って考えて、トライし始めるわけだけど、
目的地に向かってるんだっけ?とか、このペースで行くと間に合うんだっけ?とか、
間に合わなそうだとわかったら、どうやったら間に合うようになるんだっけ?とか、
あれこれ知恵が湧いてくる、知恵を出す機会を作れるのが、大きなメリットの一つだなと。
※パフォーマンスが最大になる目標と、そうでない目標があると思うので、それは別で整理したい
2.仕事を面白くするため
1は、目標について論じられてる本にはだいたいそれっぽいことが書いてあるし、多くの人が意識してるんだけど、
これはあまり意識されてない、すっ飛ばされてる気がする。
(私の周りでは減ったけど、「ノルマ」にはだいたいこの視点は無い)
ゲームはやめられず、仕事には飽きる理由 - ライブドアニュース
↑ここに書かれてる4つの視点が盛り込まれてると強い
3.チームをチームとして機能させるため
仕事でもスポーツでもなんでも、
「このチームって何を目指してるんだろう? 」
は、揃ってるようで揃ってないことが多いと思う。
例えば野球のチームでも、
「地区大会で勝てれば良い」と思ってるのと、
「なにがなんでも甲子園に行くぞ!」と思ってるのと、
「楽しくスポーツできれば良いよね」と思ってるのでは、取り組み方が全然違う。
ここが揃わないでチームが動くと、それぞれが不満を抱えるし、揃えるのは結構難しい。
(職場を選ぶ時にも、どこを目指すチームなのかには興味を持ったほうが良いのにな、って
採用関連の仕事をしたりするとちょいちょい思う)
それぞれもっと深掘りしたいけど、それはまた気が向いたら。