こんにちは。
先日、雇用形態って増えてきているよね、今後ますます多様化するよね、
って話をしていて、
そもそも、「契約」にはどんなものがあるかな、って考えてみました。
<目次>
全ては「仕事と対価を交換する契約」である
雇用契約は、「利害関係の一致+信頼+制約」の足し算で結ばれる
制約が少ない/リスクがイーブンなほど、契約は健全
全ては「仕事と対価を交換する契約」である
広義の雇用契約には、色々な種類があります。
正社員、契約社員、アルバイトはもちろんのこと、
(最初正規・非正規って書いてたんですが、非正規って言い方失礼だなと書いてみて思いました笑)
派遣や業務委託、外注、コンサルティング(企業への発注も含む)、成果報酬のエージェント(代理店)、税理士や弁護士などの顧問契約、フランチャイズなどの加盟契約
もっともっと広義に捉えると、タクシーに乗る、出前を取る、なども、
ある意味では、「雇用」であると言えます。
(ただ、タクシーに乗る等も含めて考えると広すぎるので、以降「広義の雇用」として議論では顧問や加盟契約まで、を扱うことにします)
全てに共通するのは、合意に基づき、仕事(価値)と対価を交換している、
ということです。
それぞれの契約で異なる要素としては、
・期間の長さ
→有期か無期かも含みます
・何に対価を支払うか
→月間や時間など、仕事をした期間に対して対価を払うのか、
一定の成果に対する対価を払うのか、何らかの着手金(イニシャルフィー)なのか
・付与される称号、ラベルやレッテル
・ペナルティの有無と内容
あたりです。
※対価の大小は、契約形態によっては異なりません
雇用契約は、「利害関係の一致+信頼+制約条件」の足し算で結ばれる
広義の雇用契約が成り立つための要素を考えてみましたが、以下の3つを足し合わせたもので、双方合意して成り立ちます。
①利害関係の一致
雇用契約によって、雇用者・被雇用者双方に得られるもの・メリットがあること
ここでポイントなのは、「得られるもの」という受け手視点であって、「提供できるもの」という視点で捉えてしまうと、上手くいかないように思います。
(そしてこういうケース/ミスマッチは結構多い気がする)
②信頼
雇用は、雇用者/被雇用者に一定以上の信頼関係があって成り立ちます。
(当たり前っちゃ当たり前ですね)
③制約条件
時間の拘束や副業禁止規定、契約期間や解約時の違約事項など、①と②では不十分なところを補うものです。
①②が十分であれば制約は少なくてすみますが、主に雇用側が性悪説で運営しているか、性善説で運営しているか、によっても条件の多い少ないは決まってきます。
(言い換えれば、この制約条件の多さで、性悪説で運営しているか、性善説で運営しているかはある程度わかります)
制約が少ない/リスクがイーブンなほど、契約は健全
ここは自論ですが、色々な契約をしたり見たりする中で、
「制約条件が少ないほど、契約は健全に機能する」
ように思います。
(制約条件が少なくなるように双方努めると良い、とも言い換えられます)
変更しやすい、辞めやすい、縛らない、、などなど。
また、制約面において、雇用者と被雇用者が抱えるリスクがイーブン・フラットであればあるほど、契約は健全だなと思います。
対価という切り口で上記を考えると(対価は要素としては大きい)、
・行動に対する対価
・成果に対する対価
をバランスよく設定できていればいるほど、健全であると言えます。
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今まさに、社会的に雇用や契約の概念をみんなで考え、見直しているところだと思うし、
もっと考えを深めて、この辺貢献していきたいなと思います。
(字数が多い割には言いたいことがスッキリ言えた、、気がする)