よはくのらくがき

2005年から社会人、2016年からフリーランス。時折会社員へと往復したり、色々働くを実験・実践中。気づいたこと考えたことをまとめていきます。

おじさん・おばさんの活躍を考えてみる

ここ最近、採用の仕事に関わっていたり、人材サービスの事業を作っている中で、

よく考えることを書いてみます。

(3行目段階ではあまりまとまってないけど強烈な課題感だけはある)

 

人生100年時代」とか、「少子高齢化」という言葉はよく目にするし、

最近ちょっと出回っていた記事にも書いてあったけど。

 

一言で言えば、

「40歳を超えると、新しい環境で活躍するのが極端に難しくなる」

っていう状態があって、これには様々な要因があるなーと。

閾値はあくまで私の主観)

 

ざっと企業側と個人側に分けて洗い出してみると、

■企業側の要因

・企業は新しい人に「染まること」と「伸びしろ」を期待している

・年上のマネジメントは難易度が高い(気をつかう)

 →なんだかんだ言って年下だと指示や命令をしやすい

 →ここへの慣れは一つのキーワードな気がしています

・若い雰囲気の方が好まれる(これの正体を突き止めたい)

■個人側の要因

・新しいことを覚える/身につけるのが遅くなる

・過去の経験に基づくプライドが邪魔をする(頑固になる)

・生活に必要な費用が上がってくる(傾向的に)

・体面を気にする(割合が増える)

・「感性」が若くない、ついていけない

 

・・・まだまだありそう。

 

これを、逆張りで言い換えると(能力の高さや事業の魅力以外で)、

■こんな企業がこれから強い

・価値観を押し付けるのではなく、じっくりと対話することを厭わない

・バックグラウンドの異なる人を活かせるマネージャーがいる

・「歳の割に若い」おじさん・おばさんがいる

 

■こんな人はどこでも活躍できそう

・新しいこと、未知のものに飛び込む、強引にでも興味をもつ

・過去の経験に固執しない

 →専門領域だと思うことも、数年経てば古びる

・「感性」を重要視し、磨き続ける

 

って感じになるのかな。

 

・・・考えたり向き合うのが怖いテーマでもあるけど、関心を持ち続けて、向き合い続けたいテーマでもあります。