ここ最近、採用の仕事に関わっていたり、人材サービスの事業を作っている中で、
よく考えることを書いてみます。
(3行目段階ではあまりまとまってないけど強烈な課題感だけはある)
「人生100年時代」とか、「少子高齢化」という言葉はよく目にするし、
一言で言えば、
「40歳を超えると、新しい環境で活躍するのが極端に難しくなる」
っていう状態があって、これには様々な要因があるなーと。
(閾値はあくまで私の主観)
ざっと企業側と個人側に分けて洗い出してみると、
■企業側の要因
・企業は新しい人に「染まること」と「伸びしろ」を期待している
・年上のマネジメントは難易度が高い(気をつかう)
→なんだかんだ言って年下だと指示や命令をしやすい
→ここへの慣れは一つのキーワードな気がしています
・若い雰囲気の方が好まれる(これの正体を突き止めたい)
■個人側の要因
・新しいことを覚える/身につけるのが遅くなる
・過去の経験に基づくプライドが邪魔をする(頑固になる)
・生活に必要な費用が上がってくる(傾向的に)
・体面を気にする(割合が増える)
・「感性」が若くない、ついていけない
・・・まだまだありそう。
これを、逆張りで言い換えると(能力の高さや事業の魅力以外で)、
■こんな企業がこれから強い
・価値観を押し付けるのではなく、じっくりと対話することを厭わない
・バックグラウンドの異なる人を活かせるマネージャーがいる
・「歳の割に若い」おじさん・おばさんがいる
■こんな人はどこでも活躍できそう
・新しいこと、未知のものに飛び込む、強引にでも興味をもつ
・過去の経験に固執しない
→専門領域だと思うことも、数年経てば古びる
・「感性」を重要視し、磨き続ける
って感じになるのかな。
・・・考えたり向き合うのが怖いテーマでもあるけど、関心を持ち続けて、向き合い続けたいテーマでもあります。