前回の投稿の続きを書こうと思ったけど、昨日参加したイベントでの気づきを書きます。
ちなみに主催者はこちら。
(当事者ではないけれどとりあえず宣伝)
2部制でパネルディスカッションが行われ、4社の自然経営を実践している企業の方が話され、色々なネーミングや、仕組みや、制度の紹介などもあったのですが、
自分なりにぐぐーっと意訳すると、キモは、
「考えるべきことを、考えざるを得なくするために色々工夫する」
に尽きるんじゃないかな、ということでした。
(本当に意訳です。取材も来ていたから、イベントの内容そのものはそちらのレポを見た方が良い気がします笑)
ポイントは、
1)考えるべきことを考える
2)考えざるを得なくなる仕組み作りや工夫をする
の2つかなと。
(イベント参加時は2だけだったんですが、振り返ると1も大事なポイントだな、と)
前提:これから残るのは「考える仕事」
機械に取って代わられる仕事って、「考えなくても良い仕事」で、
人間がやるべきは「考えること」に、これから益々なっていくと思います。
(広義で言うとクリエイティブになるのかな。細分化すると色々ありそうだけど)
となると、これからの「付加価値の源泉」は、「考えること」であるとも、
ちょっと強引ではありますが、言えると思います。
1)考えるべきことを考え、そうでないことは考えない
「考えた成果」をより多く出す上で、なんでもかんでも考えてたら、時間も体力も足りなくなります。
なので、
「考えるべきことと考えなくて良いことを仕分け、考えなくて良いことは、極力考えなくて良いようにする」
ことが必要だなぁと改めて思いました。
2)考えざるを得なくなる仕組み作りや工夫をする
で、その次に、考えるのって気分が乗らないと中々進まなかったり、
ついつい考えなくて良いことを考えてしまったりするので、次にポイントなのが、
「考えるべきことを、考えざるを得なくなる仕組み作りや工夫をする」
なのかなと思います。
昨日のイベントで話されていた具体的な制度や仕組みは、つまるところここに向かっているのかな、と思います。
自然経営、と言うネーミングの通り、考えることを強いるのではなく、
「考えるべきことを、考えざるを得なくするメカニズム」を、いかに自然に作るか。
(考えることを強いるのも、時や人によってはとっても有効)
ここに知恵を絞り工夫をし、試行錯誤するのが、
自然経営における経営者の大事な仕事なんだろうなー、と思いました。
(私自身は経営者でもなんでもないんだけど)
追伸:折角なので、イベント登壇者の方々が宣伝してた本もご紹介。
管理ゼロで成果はあがる ~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう 倉貫 義人 (著)
追記:当日の資料も入手したので貼り付ける